プレアデス星団(M45)とラブジョイ彗星

撮影:平成27年1月17日(土)

場所:福岡県八女市星野村(見ると聞くでは大違い。がっかりです。やはり九重や阿蘇には適いません。)

機材:TS-P2(1983年製+K-astec AMD-1モータードライブによる一軸恒星時ガイド)

(赤道儀は30年以上経っていますが2~3年毎にオーバーホールしているので、まだまだ現役。あちこち改造していますが、これからも改造します。お金があればもう一台のTS-90S(こちらも30年程使用しています。)のマウントをリストアーし、まず手始めにオートガイド仕様に改造したいものです!)

カメラ:Canon Eos 60D+CLS-CCD Filter+TS FS 60CB+レデユーサー ISO800(露出30秒)

       コンポジットなし

寸評

 昨年来から話題になっていた2大彗星のアイソン彗星とラブジョイ彗星ですが、アイソンン彗星は日本ハムの斎藤佑樹選手のように当初は注目の的でしたが、太陽に突っ込んで、予想どおり(?)遙か彼方に忘れ去られてしまいました。それに比して余り注目もされなかった「ラブジョイ彗星」が今熱いです。撮影時には目測?で三等星近くまで増光していました。オリジナル画像では太陽風による彗星のガスが程よく写っていますが、近日点を過ぎたのでこれからは徐々に、或いは急激に減光していきます。それでもあと一ヶ月くらいは双眼鏡でも十分楽しめそうです。

 この時期寒さ対策に十分という言葉はありません(厳冬期の登山並みの装備が必要です)。この日は風が出てきたため、急激に寒さを感じ、二時間ほどで退却してしまいました。昔は寒さをはじき飛ばすくらい熱かったのに?