さて、今年もカツオ・マグロの季節がやってまいりました!
6・7月のマグロ禁漁期間を終え、
真夏の灼熱地獄を乗り越えた9月。
ちらほらと、カツオの便りが届いており、
沖はこれからが熱くなるシーズン。
カツオが出るか?マグロが出るか?
壱岐と対馬の中間にある七里が曽根では連日、
漁師さんたちの熱い戦いと、その合間を縫って
我々アングラーが漁師さんたちの邪魔にならないよう
少しだけ気を使いながら共に戦っております。
船長から、「マグロ出てますよ~!」と、声がかかり、
早速いつもの武蔵丸にて出航です。
漁場に着くと鳥がちらほら~。
すると、遠くにスーパーナブラを発見!
既に、水面が真っ白。
あちこちでマグロが跳ねまくっています。
イッタダキ~!周りには他の遊漁船はいません。
独り占め。こんな状態はめったにありません。
全員で、キャ~スト~!!
ミヨシ(船首)の同乗者(Mさん)のドラグがジャー~~!
でかそうなマグロのようです。
しか~し、1時間強のファイトの末、
痛恨のリーダーブレイク。
切れてしまいました~。残念!
気を取り直して、またマグロを探して走り回ります。
鳥山は結構あるのですが、なかなかヒットしません。
他の遊漁船も探し回っていますので、同じ鳥山を発見すると
常に、7~8隻の遊漁船が集まってきます。
当然、漁師さん優先ですから、漁師さんも突っ込んできます。
これでは、魚がビビッて、すぐに沈んでしまいます。
なかなか、取れません。
そこで、船長の判断が試されます。
ここから離れよう!
鳥山がた~くさんあって、魚もた~くさんいる海域を離れて
別の群れを探しに、1船だけきびすを返して走り去ります。
この判断、吉か凶か!
今日の船長は持っていました!
走り回ること、数十分
突然、目の前にスーパーナブラ!
ジャグジー状態です。
当然、他の船はいません。
またもや、独り占め!
今度は、俺の番だ~!思いっきり、キャストして
ナブラのセンターに着水。
落ち着け~っ。
いち・・に・・さん・・し・・ご・・、
少し、沈めて、チョン、チョンと
トゥイッチを入れると
いきなりラインがビューン、
ドラグがギャーっとなって、
格闘すること、約20分。
本マグロ 141cm 43kg でした。
この後、トモ(船尾)にいた、同乗者にヒットするも
痛恨のフックアウト~。
今日はここまで。納干となりました。
これまでの一部始終を同乗者のIさんが動画編集して
YouTubeにアップしていただいたので、掲載させて頂きます。
家に帰って、氷詰めにして、8日間の熟成。
我が家で、マグロ寿司パーティー
その2日後、10日間熟成のマグロは、
船長から、武蔵丸常連の皆様に声をかけていただき
マグロづくしパーティーを開催。
プロの料理人の腕で美味しく頂きました。
お店は博多漁港近くの
居酒屋、「Toc-Toc港店(トクトクみなとてん)」さんに持ち込み
無理を言って料理を作っていただきました。
マグロお造り
軍艦巻き
串焼き 特性ラー油乗せ
マグロ南蛮
マグロカツ
とっても美味しく頂きました。
トクトク港店の店長さん、本当にありがとうございました。
今回も、海の恵みに感謝です。
資源を大切にして、いつまでも釣りができる環境を
守っていきたいと思います。