和4年11月13日(日曜)第9回福岡マラソン2022が開催された。
コースは、福岡市の中心街である天神をスタートし、西方面へ糸島半島の海岸線沿いをめぐりながら糸島市交流プラザ志摩館までの道のりである。
約14,000人が参加する大規模な大会であり、参加するためには、ネットで申し込み、抽選に当選しなければならない。
九州事務所のA君は、幸運にも抽選に当選し2回目のフルマラソンに挑戦することとなった。なお、参加料金は、16,400円とかなり高額である。
Bさんと私は、A君を応援することとしたが、応援に制約のあるコースの道路状況等から、天神のスタート前に激励することとした。集合場所で出発準備を終えたA君によれば、シューズに現在位置を確認できるタグを取り付けているとのことである。これにより、スタートやゴールラインを横切る各自の正確な時間が確定し、所要時間がわかる仕組みとのことを教わり、機器の進歩に驚かされた。
また、スタートからゴールまでの参加者の位置情報確認として、「応援ナビ」なるアプリがあることも教えてもらい、Bさんの指導を受けスマホに導入し、A君の番号を登録できた。その後、家への帰路の電車の中や帰宅後、時々、応援ナビでA君の現在位置や5kmごとの通過時間を確認することができた。また、随時、応援メッセージを送ることもできるため、鋭意メッセージを送信し応援した。最終的に、A君が5時間24分で無事完走した事を確認できた。
アプリ音痴のジジイであったが、ほんの一歩、世間に追いつけた気がした。
年が明け、1月中旬に、A君から我々に「4月初旬の沖縄伊江島マラソンに一緒に参加しましょう!」との誘いがあった。
年齢も年齢で体型も若かりし頃とは随分崩れてきており(特に腹部)、何十年も走ったことが無いため、少し悩んだが、参加することにした(本音は、観光目的とオリオンビール!)。
こうして、九州事務所に、まずは3人による「ジョギングクラブ」が結成された。そして1月下旬に伊江島マラソンに、A君ハーフ、Bさん10km、私5kmに申し込んだ。無理をせずに安全第一の参加としたい。
さて、その日に向けて、各自、1月下旬から練習を開始した。
私は、家のすぐ近くの大規模な県営公園に、一周 1.6kmのコースがあることから、ここで毎日曜、練習することとした。ここ40年余り殆ど走ったことがなく、不安もあり、最初は、5km相当の3週余を歩くことから始め、徐々に歩きを走りに変えていき、3月末まで計8回練習し、5kmを約35分で走れるようになった。 3月中・下旬には、ここ数年、花見をしたことが無かったが、走りながら桜を楽しむことができた。
また、この練習期間中の3月中旬、お互いの練習状況や伊江島の情報交換として懇親会を開催した。A君は、時節柄、仕事が忙しく参加できず、Bさんと2名の会であったが、伊江島マラソン後には、3人でその結果をつまみとしながら反省会が楽しみである。 (結果は、次回)